チベット「解放」中国が祝賀大会

2009年3月29日6時5分 印刷ソーシャルブックマーク

中國慶祝圖博解放大會 宣布統治圖博五十年

【北京＝峯村健司】中国チベット自治区政府は２８日、１９５９年にチベット動乱を制圧して統治権確立を宣言してから５０年を迎えたのを記念し、今年初めて制定した「農奴解放記念日」の祝賀大会をラサ市内で開いた。昨年３月にラサ市内で起きた暴動を受け、共産党統治の正当性を内外にアピールし、治安強化を図る狙いがあるとみられる。

中國圖博自治區政府於1959年28日鎮壓圖博動亂，宣布統治權確立迄今已五十年，今年首次制訂「農奴解放紀念日」的慶祝大會於拉薩市舉行。受到去年三月拉薩市多起暴動影響，促使共產黨企圖謀求強化未來治安統治的正當性。
　
　新華社通信によると、会場の市中心部のポタラ宮前広場には約１万３千人の地元代表が参加。自治区トップの張慶黎・党委書記が「チベットは中国の一部であることに疑いはなく、いかなる分裂の試みも失敗する」と述べ、各民族が団結して安定した発展をすることの必要性を訴えた。

新華社報導指出，慶祝大會於拉薩市市中心布達拉宮前的廣場舉行，約有一萬三千名當地人民代表參加。圖博自治區黨書記張慶黎表達：「圖博是中國的一部分無庸置疑，試圖分裂是不可能的。」務求各民族團結且穩定的發展。

　一方、自治区や周辺のチベット族居住区は外国人の立ち入り禁止が続き、厳戒態勢が敷かれている。成都市のチベット族の男性（３６）は「共産党の押しつけに過ぎず誰も祝っていない」と批判。チベット亡命政府は「チベット族にとって侮辱的かつ挑発的な日だ」とする声明を発表した。

另一方面，圖博自治區及其週邊仍持續禁止外國人進入，情勢猶如戒嚴。成都市的圖博人批判說：「在共產黨的壓迫之下，沒有不慶祝的啊！」圖博流亡政府發表聲明：「這一天是圖博人受到侮辱與挑撥的開始。」

資料來源：チベット「解放」中国が祝賀大会　統治権宣言５０年